「こんな企業・担当者の方に読んでほしい」

■ サイトをリニューアルしたものの認知が広がらず、新規流入がなかなか伸びないと感じている

■ SEOやコンテンツ施策に取り組みたいが、社内に専門知識を持つ人材がおらず、何から始めればいいかわからない

■ 記事を作っても検索流入やCV増加につながらず、コンテンツ施策の費用対効果に悩んでいる

■ 地域ブランドや特定テーマを扱っており、競合情報が多い中で自社ならではの価値をどう打ち出すか模索している

■ 外注するだけでなく、社内にSEO・コンテンツのノウハウを蓄積しながら自走できる体制を整えたい


株式会社JAL JTAセールスが運営する沖縄特化型ECサイト「沖縄のいいもの by Coralway」は、サイトリニューアル後も認知拡大に課題を抱え、当時の会員数約9,000人のうち半数近くが休眠状態という状況に直面していました。社内にSEOの専門知識を持つ人材がいない中、既存会員へのメルマガ配信やSNS発信に依存した施策では、新規ユーザーへのリーチに限界を感じていました。

Habinyとのパートナーシップにより、沖縄グルメ・コスメ・調味料といったECサイトの商材と親和性の高いテーマに特化したコンテンツSEO戦略を展開。既存コンテンツの資産を活かしながら、検索ニーズに合わせた新規記事制作とCVR改善施策を組み合わせた結果、コラム経由の月間流入数が約500人から1万人規模へ20倍増、サイト全体の月間流入数も約4,000人から20,000人規模へ5倍増という成果を実現しました。※

今回は、「沖縄のいいもの by Coralway」を運営している宮城さま、妻夫木さまに、サービスの背景から施策の詳細、Habinyとの取り組みを通じた変化まで詳しくお話を伺いました。

※支援開始(2025年3月)から約11ヶ月後(2026年2月)時点の計測値。

課題

・サイトリニューアル後も認知度が低く、新規流入がほぼ検索経由で得られない状態だった

・会員数約9,000人のうち約半数が休眠会員で、継続利用につながっていなかった

・社内にSEO・デジタルマーケティングの知見がなく、どこから手をつければいいかわからなかった

・既存施策がメルマガやSNS中心で、新規ユーザー獲得の打ち手が不足していた

施策

・月間アクティブユーザー数・オーガニック流入数の計測環境整備とデータ可視化

・沖縄グルメ・コスメ・調味料など商材との親和性を重視したコンテンツSEO記事制作

・既存インタビュー記事を起点とした関連キーワード展開・新規記事制作

・CVR向上を目的とした商品連動型コンテンツの導線設計

・月次定例ミーティングによるデータドリブンなPDCA運用

成果

・コラム経由の月間流入数:約20倍(500人→1万人規模)

・サイト全体の月間流入数:約5倍(4,000人→20,000人規模)

・売上も施策前比で着実に伸長

・「沖縄グルメ」「沖縄コスメ」関連キーワードで検索結果上位表示を実現

・SEOノウハウの社内蓄積により、クライアント自身が記事設計を考えられる体制を構築

支援期間

約11ヶ月


「沖縄のいいもの by Coralway」について教えてください

宮城さま
私たちが運営している「沖縄のいいもの by Coralway」は、沖縄の魅力を全国の皆さまにお届けするECサイトです。もともとは機内販売やエアライングッズを中心としたサイトとして展開していましたが、現在はより幅広く、沖縄の“いいもの”にフォーカスした形へと進化しています。 取り扱っている商品は、沖縄の名産品をはじめ、食品や工芸品、さらには日本トランスオーシャン航空(JTA)や琉球エアーコミューター(RAC)のオリジナルグッズなど多岐にわたり、機内でしか手に入らなかった商品や、沖縄ならではの素材や文化を感じられるアイテムを、ご自宅にいながら楽しんでいただける点が魅力です。 

私たちが大切にしているのは、単に商品を販売するだけではなく、その背景にある生産者の想いやストーリーまでお届けすることです。沖縄の自然や文化、そして作り手のこだわりを感じていただくことで、日常の中に少しでも沖縄らしさを取り入れていただけたらと考えています。 このサイトを通じて、沖縄を訪れたことがある方にはその記憶を思い出していただき、まだ訪れたことがない方には、沖縄の魅力を知っていただくきっかけを提供できれば嬉しいです。

Habinyにご依頼いただく前に抱えていた課題は何でしたか?

● 妻夫木さま
一昨年、私たちは「沖縄のいいもの by Coralway」サイトのリニューアルを実施しました。ですが、リニューアル後もサイトの認知度がまだ十分とは言えず、認知拡大が大きな課題となっていました。さらに当時の会員数約9,000人のうち、約半数が休眠会員という状況で、せっかくご登録いただいているにもかかわらず、継続的にご利用いただけていませんでした。

当時の施策としては、既存会員の方々に向けたメールマガジンの配信や、SNSを活用した情報発信を中心に行っていました。沖縄の魅力や商品の紹介を丁寧に発信することで、少しでも興味を持っていただけるよう努めていたのですが、正直なところ、それだけでは新規ユーザーへのリーチや継続的な流入を大きく伸ばすには限界がありました。また、SEO対策についても十分に取り組めておらず、検索経由での流入はほとんど期待できない状態でした。

社内に専門的な知識を持つ人材がいなかったこともあり、どこから手をつければよいのか分からないというのが実情でした。そのため、今振り返ると施策としてはどうしても既存の顧客基盤に依存したものになりがちで、認知を広げていくための打ち手としては不十分だったと感じています。こうした背景から、より多くの方にサイトを知っていただき、沖縄の魅力を届けていくためには、これまでとは異なるアプローチが必要だという認識が社内でも強まっていました。

相談を受け、具体的にどのような施策を提案しましたか?

⚫︎ 谷田(株式会社Habiny/営業担当)
まずは、新規獲得に向けた施策の選択肢を整理することです。具体的には、検索エンジンからの流入を強化するSEO対策や、短期的な集客が期待できるWeb広告の活用など、いくつかの方向性をご提案しました。ただその時点では、どの施策を優先的に実施すべきかを判断するための基準となる数値の取得が十分に整備されていない状況でした。

そこで、いきなり施策を実行に移すのではなく、まずは現状を正確に把握するためのモニタリング基盤づくりを優先しました。具体的には、月間アクティブユーザー数や検索エンジンからのオーガニック流入数といった基本的な指標を計測できる環境を整備し、データを可視化するところから着手しました。

⚫︎ 新徳(株式会社Habiny/マーケティング担当)
当初サイト内には特集記事やインタビューコンテンツがすでに存在しており、読み物としての魅力は十分に備わっている印象を受けました。一方で、それらの記事はSEOの観点で設計されているものではなく、このままでは検索エンジンからの流入、特にオーガニック流入の数値が伸びにくいと感じました。

そこで、検索エンジン経由での新規流入を強化するため、コンテンツの見直しと新規記事の制作に着手しました。既存の資産を活かしながら拡張していく方針を取り、すでに掲載されていた「ジャッキーステーキハウス」のようなインタビュー記事を起点に、関連するキーワードやテーマを広げた記事を新たに制作しています。具体的には、沖縄グルメに関する情報を深掘りし、検索ニーズを意識した切り口でコンテンツを再構築することで、検索結果からの流入増加を狙いました。

また、ECサイトとしての強みを活かすため、単なる読み物にとどまらず、実際にサイト内で取り扱っている商品と連動したコンテンツ制作にも注力しました。沖縄のコスメや調味料といったカテゴリに着目し、それぞれの商品やジャンルに関連する情報記事を制作することで、ユーザーの興味関心を喚起しながら購買へとつなげる導線を設計しています。

このように、既存コンテンツの価値を活かしつつ、SEOの視点を取り入れた記事制作を行うことで、これまで十分に取り込めていなかった検索エンジンからの新規ユーザー流入を段階的に拡大していきました。

Habinyからの提案を初めて聞いたとき、どのような印象を受けましたか?また、自社だけでは気づけなかった視点はありましたか?

● 妻夫木さま
当時の私たちはSEOに関する知識が十分ではなく、コンテンツも商品のアピールを中心とした内容になっていました。ただ、今回ご支援いただいた中で、プロの視点から「ユーザーにとってどのような情報が必要か」「検索されるためにはどのような切り口が有効か」といった具体的なアドバイスをいただけたことは非常に大きかったと感じています。自分たちだけでは気づけなかった視点を取り入れることで、コンテンツの質が一段と高まった実感がありました。

宮城さま
進め方としても、非常にバランスの取れた形で取り組むことができたと思っています。SEOに関するノウハウや施策の方向性についてはHabinyさまからご提案をいただきつつ、私たちからはJAL JTAセールスとして特にアピールしていきたい商品やテーマをお伝えし、双方の意見をもとにコンテンツを設計していきました。さらに、月に一度の定例ミーティングを通じて進捗や成果を確認しながら、都度すり合わせを行えたことで、認識のズレなく施策を進めることができました。

施策実行後の結果はどう変わりましたか?

⚫︎ 谷田
一般的にSEO施策は成果が出るまでに3ヶ月程度かかるケースが多いのですが、今回の取り組みにおいては、公開からおよそ2ヶ月後には変化が見え始め、流入数が右肩上がりで伸長していきました。

実際に、最初の2〜3ヶ月で数本程度の記事を公開した段階で、オーガニック流入はそれまでの月間約500前後から、2,000〜3,000規模まで増加。短期間でここまでの伸びが見られた背景には、単に記事数を増やしたというよりも、テーマ設定とコンテンツの親和性にこだわった点が大きいと考えています。

⚫︎ 新徳
沖縄に関する記事自体はインターネット上に数多く存在していますが、その中で評価されるためには、サイト全体のテーマや取り扱っている商材との関連性、いわゆる“親和性”が非常に重要になります。そのため私どもでは、やみくもに検索ボリュームの大きいテーマを狙うのではなく、ECサイトで扱っている商品や既存コンテンツとのつながりを意識しながら、検索ニーズと事業内容の両方に合致する記事設計にこだわりました。

加えて、サイト自体がこれまでに蓄積してきたドメインの信頼性や評価も、今回の成果に寄与していると考えています。既存のコンテンツ資産とドメインパワーを活かしつつ、適切なテーマで記事を投入していくことで、比較的早い段階から検索エンジンに評価されやすい状態をつくることができました。

施策実行後に新たに感じた課題はありましたか?

宮城さま
施策を進めていく中で、特に大きい課題は予算の制約でした。記事制作にかけられる本数が限られていたため、その中でどの商品を優先的に訴求するのかという点については、これまで以上に慎重に検討する必要がありました。ただその点についてもやみくもに記事を増やすのではなく、事業との親和性や効果を見据えながら、Habinyさんと相談して一つ一つのテーマ選定に向き合いました。

● 妻夫木さま
施策開始直後の社内の期待値とのギャップも一つの課題だったと感じています。私自身、ある程度早い段階で結果が出るのではないかという感覚を持っていたこともあり、思ったより立ち上がりに時間がかかるなと感じたのが正直なところです。社内でも「記事を出せばすぐに流入が増えて、そのまま売上にもつながるのではないか」という期待が先行していた部分がありました。

しかし実際には、SEO施策は一定の時間をかけて効果が表れるものですし、それに加えて、流入が増えた際にしっかりと販売につなげるための体制づくりも重要だと実感しました。当時は在庫管理や販売体制の面で十分とは言えない部分もあり、そこは今振り返ると改善の余地があったと感じています。

試行錯誤を経た最終の結果を教えてください

⚫︎ 谷田
今回の取り組みにおける最終的な成果として、まず顕著に表れたのが流入数の大幅な伸長です。施策開始前は、コラム経由での流入が月間約500程度にとどまっていましたが、最終的にはコラム単体で1万人規模まで拡大。さらに、サイト全体の流入数についても月間約4,000人から20,000人規模へと成長しており、数値としても明確な成果を創出できました。

特に重視したのが、商材との親和性およびサイトコンセプトとの整合性です。「沖縄といえば」という軸をぶらさず、ECサイトで取り扱っている商品と自然に接続できるテーマを選定することで、検索エンジンからの評価を高めると同時に、流入後の購買行動にもつながりやすい導線を設計しました。地域性を強く意識した検索ニーズに応えることで、より質の高いユーザーの流入が実現できました。

⚫︎ 新徳
加えて、定例ミーティングを通じてクライアント様から現地のリアルな情報や数値データをご共有いただき、それらをもとに継続的な改善を図れた点も、今回の成果につながる重要な要素でした。SEOの専門知識と現地知見を掛け合わせることで、より精度の高い施策運用が実現できたと思います。

今回の事例は、限られたリソースの中でも、戦略的なコンテンツ設計と適切なキーワード選定を行うことで、大きな成果を生み出せることを示す好例になりました。

今回の取り組みを振り返って、Habinyの担当者と仕事をする中でどのような場面が印象に残っていますか?

宮城さま
今回の取り組みにおける成果については、当初社内で掲げていた目標を踏まえても、期待以上の結果が得られたと感じています。もともと私たちはセッション数などのKPIを設定して取り組んでいましたが、SEO対策を実施したことで、その目標値を上回る形で数値が伸びていきました。セッション数だけでなく、売上についても着実に伸長しており、取り組みの効果を明確に実感できています。

また、当初はSEOに関する知識がほとんどない状態からのスタートだったため、正直なところ不安もありました。しかし、専門的な知見を持つパートナーの方々にご支援いただきながら、さまざまな相談を重ねていく中で、自分たちでも考えながら記事を作成できるようになったことは大きな変化でした。単に施策を実行するだけでなく、ノウハウを蓄積できた点においても、非常に助けていただき感謝しています。

● 妻夫木さま
さらに、SEO対策を進めたことで、サイト運営の考え方そのものにも変化が生まれました。これまでは「沖縄といえば思い浮かぶような定番商品」を中心に取り扱っていましたが、検索ニーズやユーザーの興味関心を踏まえることで、「まだ広く知られていないが魅力的な商品」にも目を向けるようになりました。その結果、直送商品として現地ならではの商材を取り扱うなど、ラインナップの幅を広げる取り組みも進めています。

加えて、こうした新しい商品展開をきっかけに、これまで接点のなかった店舗や事業者とのコラボレーションも検討するようになり、事業の広がりを感じています。SEO対策は単なる集客施策にとどまらず、商品開発や仕入れの方向性にも影響を与える重要な取り組みであると、今回改めて実感しました。

総じて、数値面と運用面の両方において、期待以上の成果を得ることができた非常に有意義な取り組みでした。

もし同じような課題を抱えている知人や同業の方がいたとしたら、どのような言葉でHabinyへの相談を勧めますか?

● 妻夫木さま
私たちと同じように、サイトを立ち上げたばかりで思うように流入が伸びていない企業様にはぴったりだと思います。特にECサイトにおいては、商品力があってもそれを知ってもらう導線が整っていなければ、なかなか成果につながらないという難しさがありますから。

また、私たちのように特定の地域性やテーマを扱っている企業様にも非常に相性が良いのではないかと思います。例えば「沖縄」というテーマは一見すると強い魅力を持っている一方で、競合となる情報も多く、差別化を図るのが非常に難しい領域でもあります。実際に、沖縄関連の情報は世の中に数多く存在しており、その中で自社ならではの価値をどのように打ち出していくかという点には大きな課題がありました。

そうした中で、SEOの観点から「どのような切り口であれば評価されるのか」「どのキーワードであれば自社の強みを活かせるのか」といった具体的な戦略を一緒に設計していただけたことは非常に大きかったです。単に検索ボリュームの大きいキーワードを狙うのではなく、自社の商材やコンセプトとの親和性を踏まえた提案をいただけたことで、結果として質の高い流入につながりました。

そのため、地域性のある商材を扱っている企業様や、自社の強みはあるものの、それをどのようにオンライン上で表現すべきか悩んでいる企業様には、特におすすめしたいです。ゼロから伴走しながら方向性を示していただけるため、マーケティングの知見が社内に十分でない場合でも安心して取り組める点は、Habinyさんの大きな魅力だと思っています。


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