はじめまして、Habinyのディレクター担当のMakoです。とりあえずなんでも挑戦する!スタンスで、マーケティング支援からSNS運用、インバウンド施策まで幅広く担当しています。


今回は”小紅書ってナンテヨムノ?”レベルの”RED(小紅書)ど素人”でありながら、立ち上げを担当したことで分かったこと、実際の運用で得られた知見を共有できればと思います!


📝 この記事のポイント 

  • REDは検索・口コミプラットフォームとして捉える
  • コメント・プロフィール・DMまで導線として設計する
  • 完璧な投稿より反応の余白がある投稿が伸びやすい
  • バズがない月も伸びた・伸びなかった理由をログ化

💡 月間アクティブユーザーは2億人超え(2024年時点)のRED(小紅書)の基礎情報については「RED(小紅書)とは?アプリの基本からSNSとしての特徴・危険性まで解説」で解説しています!

0. Habinyってナニ?前提から話します

「そもそも Habinyって?」から始まる方も多いですよね。弊社、株式会社Habinyは2024年10月に設立、「地域の魅力と企業の価値を世界と人へ」をミッションに掲げています💪


マーケティング支援事業と採用マーケティング支援事業の2つを主軸としていて、国内企業の集客・採用課題を支援しながら、海外向け日本文化・ライフスタイルメディア「Habiny」も自社で運営しています。


HabinyにおけるREDの運用目的

今回紹介しているRED(小紅書)アカウント「你好日本 NiHao Japan_Habiny」は、訪日予定の中国語圏ユーザーに向けて、日本旅行に役立つ情報を届けることを目標としています。


元々Instagram運用は自社内で知見があり行なっていたのですが、より裾野を広げた運用にも挑戦してみよう!といった背景があり、REDの運用もスタートしました。


「ゆくゆくはECサイトとして活用する、、!🍵」という野望も抱えながら、まずはREDの特徴やユーザー行動の分析、他媒体との違いなどを実運用のもとで確かめたかったというのが最初の1歩でした。


1. REDは「SNS」ではなく、検索・口コミプラットフォームとして見る

RED立ち上げにあたって最初に持っていたイメージは、「中国版Instagram」でした。


しかし実際に運用を始めてみると、このイメージのままではうまくいかないことがすぐにわかりました。


REDのユーザーは、投稿を眺めて楽しむ(憧れる)だけでなく、旅行先や商品、行き方、使い方について「調べる」「比較する」「口コミを見る」という目的で利用しているからです。


実際、マクドナルドの月見バーガーを紹介した投稿では、いいね305・保存178・コメント44・シェア747という反応がありました。


コメント欄には「バーガーの中の卵がすごく香ばしかった!」「正直言うとソースが甘すぎたかな!通常のハンバーガーの方が美味しいかも?」といった実体験に基づくリアルな口コミから、「中国国内のマックでソーセージエッグマフィンのバンズを普通のバンズに変更しても美味しいと思う」など、自国のマクドナルドでの活用法までが集まりました。


中には、自分で撮った実物の写真を添えてコメントしてくれるユーザーもちらほら。


RED投稿を「見て終わり」ではなく、「自分の経験を書き込みたくなる場所」として使っている感覚が伝わってきました。


つまり、GoogleやYahoo!で検索するような行動が、REDの中で完結している状態です。


この前提に立つと、投稿を考える視点も変わります。「きれいな写真を投稿して反応をもらう」ではなく、「ユーザーが検索しそうな疑問に、投稿という形で答える」という設計が必要になります。


RED立ち上げの初期段階でこの視点を持てるかどうかが、その後の運用の方向性を大きく左右すると感じています。


実際の投稿はこちら:秋季限定!2025年麦当劳月见系列🍔🌕✨


伸びた要因として考えられること


この投稿が伸びた要因を振り返ると、「日本限定感・季節性」「旅行・代購ニーズ」という、投稿内容はもちろん、コメント(口コミ)が集まったことによる、1投稿内での情報量の多さ・信憑性の高さが要因と考えています。


<マクドナルドの月見バーガー投稿に置き換えると…🍔>

  • 月見は単なるグルメではなく、日本らしい食体験として訴求できた
  • 価格が手頃で店舗数も多いため旅行のtodoリストに入りやすく投稿の保存につながった
  • リアルな声がコメントに集まったことで1投稿あたりの価値が高まり拡散に繋がった


つまりこの投稿は、「日本限定・季節限定×旅行中に試せる×投稿内の情報量の多さ」というREDで伸びやすい要素が重なっていたことが要因だと捉えていて、マクドナルドのみならずジャンル全体に応用できそうです。

2. 立ち上げ初期は「方針を先に決める」ことが投稿判断を早くする

RED立ち上げの初期でもう一つ重要だったのが、投稿の方針を先に決めておくことです。私たちは、大きく次の2軸を最初に置きました。


📌 立ち上げ初期に置いた2つの方針

・リアルタイム性・トレンド性のあるコンテンツ 

・購買意欲や送客につながるコンテンツ


この2軸を先に決めておいたことで、「これは投稿すべきか、しないべきか」という判断に迷う時間が大きく減りました。


立ち上げ期はやりたいことも多く、判断基準がないと投稿の方向性がぶれやすくなります。方針を先に言語化しておくことは、地味ですが効果の大きい準備だと考えています。


REDの立ち上げを検討している方には、投稿を作り始める前に、この「何をやるか/やらないか」を簡単にメンバー内で目線を合わせておくことをおすすめします。

3. 投稿単体で終わらせず、コメント導線まで設計する

RED運用でもう一つ見えてきたのは、投稿が見られるだけでは成果につながらないという点です。投稿をきっかけに、コメントをはじめプロフィールやDMまで含めた一連の体験として設計する必要があります。


🔍 導線設計で意識していること 

・投稿はきっかけでありゴールではない

・コメントを促す方が自然に反応が集まりやすい 

・プロフィール欄の情報も丁寧に更新する


RED立ち上げの初期は投稿内容そのものに意識が向きがちですが、投稿の外側にある導線まで含めて設計することで、成果につながりやすくなると実感しています。

4. 伸びる投稿に共通するフォーマットの特徴

実際に投稿を重ねる中で、伸びやすい投稿にはいくつかの共通点が見えてきました。


💡 投稿フォーマットで見えてきた共通点 

・1枚目の表紙で「なんだろう?」と思わせられているか

・テキストのみの表紙でも十分に伸びる(Instagramのような作り込みは必須ではない) 

・議論を促す問いかけ型の投稿は、コメントにつながりやすい 


これらに共通しているのは、ユーザーが「反応したくなる余白」を投稿の中に残しているという点です。


完璧に整った投稿よりも、コメントで会話が生まれる投稿の方が、REDのアルゴリズムやユーザー行動と噛み合いやすいと感じています。


また、コメントが積み重なった投稿は中長期的に表示・保存されやすくなる傾向も見えてきており、「一度伸びて終わり」ではなく、コメントが資産として蓄積されていく感覚があります。(この話は膨らみそうなので別の記事に分けてお伝えします📮)

5. バズより学びの蓄積が資産になる

RED立ち上げにおいて大切なのは、最初から完璧な投稿を目指すことではありません。むしろ、方針を先に決めて検証を続け、伸びた投稿・伸びなかった投稿の理由を記録として蓄積していくことの方が重要だと考えています。


RED運用は、毎回バズる必要はありません。一定の頻度で体験とトレンドを積み上げていくことで、少しずつファンが増えていく設計であることを前提として、今後のインバウンド施策や海外マーケティング支援の発信にも生かしていきます。


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